最近、“放課後等デイサービス”と呼ばれる
障がいのある子ども達を放課後や長期休暇中に療育を行う施設が急増しています。
放課後等デイサービスとはどのようなところかという紹介をしていきたいと思います。
放課後等デイサービスとはどのような場所?
一言でいうと、
障がいのある小学生から高校生の子ども達に対して
放課後の時間や長期休暇に「療育」を実施する場所です
ただ現実的には、保護者の方が仕事をしている間の預かりを実施しているという側面や
家族を含めた家庭についての困難や課題を一緒に解決していくという場合もあります
児童館とは何が違うの?
保護者が仕事などで放課後に子どもの面倒を見れない時、
障がいのない子の放課後の居場所となるのが児童館です。
放課後等デイサービスも障がいのある子に対して児童館のような役割を担う
一面がありますが、主軸は「療育」ということになります
放課後等デイサービスの療育とはどのようなことをするの?
療育の内容や方法は多岐にわたっています。
今までの世の中は「障がいのある子」or「障がいのない子」の2つに
区分けしようとしている節がありますが、
障がいのある子の中でも例えば、
知的障がい、身体障がい、精神障がい、言語障がい、発達障がい・・・
と障がい種別でも多岐にわたりますし、
それに合わせて療育の内容も多岐に渡ります。
そのことを念頭に置いた上で、私の知っている内容や方法をいくつか書いていきます。
地域性や各事業所の考え方もあるので、参考程度にしてください。
①指導方法・内容
(1)個別での療育
子どもと支援者が1対1でその子の得意なことを伸ばしたり
苦手なことを改善するための指導を行う
私が知っている限りでは1人1時間/日程度の支援を受ける
(2)集団での療育
子どもと支援者が10人対2人〜4人程度で療育を受ける。
・放課後の子どもの居場所をつくる
・スタッフの支援のもと、子ども同士でのコミュニケーションスキルを伸ばす
・おでかけや買い物をするなどして、社会性を養う
・運動や勉強など、学校で遅れている面を補う
・リトミックやムーブメント運動など、感覚やバランスを養う活動をする
放課後は学校終了後〜18時頃まで、長期休暇は朝から晩までというところが
多いように思いますが、事業所によって時間は大きく異なります。
どうしたら利用できるの?
障がい者手帳や療育手帳は必須ではありません。
お子さんに障がいがあり、放課後等デイサービスを利用したいと思ったら、
市役所の障がい福祉を担当している部署に相談するとよいでしょう。
放課後等デイサービスを利用するためには、
お子さんの福祉サービス利用計画の作成や医師の診断書が必要な場合もあり、
その他諸々と手続きがあります。
手続きについては、市役所の方や相談支援事業所の方が親切に教えてくださると
思うので心配ないのですが、利用したいと思ってから各種手続きが完了して
放課後等デイサービス利用開始となるまでに少し時間がかかってしまいます。
利用したいと思ったら、利用開始日から時間に余裕をもって手続きを始めることを
おすすめします。
執筆者
パンダおっさん
大学の障がい児教育を専攻
障がいのある子ども達の療育に10年以上関わっている。
現在、放課後等デイサービス事業所の代表
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