私には、人生で衝撃を受けた一言があります。 その一言がなかったら、 おそらく今でも慌ただしくせかせかと動き回っていたと思います。
正確には今でもせかせかと動き回っているのですが、 自分の中に少しだけ心に余裕があります。 その余裕をつくってくれた一言でした。
それは、もう15年程前のことです。 当時、お付き合いしていた女性がいました。 デートに行くことになり、 途中、ご飯を食べるときにお店が行列になっていました。 「待たせるの悪いなあ」 と思い、 「どこか別の店を探そうか」 と提案すると、彼女はポカンとした顔をして、そして一言言いました。
「ぼんやりとおしゃべりするのも楽しいじゃん。ゆっくり待とうよ」
私には衝撃でした。 ゆっくりと待つことを楽しむ・・・ そんな幸せなことがあるんだなと感じました。
私の父は行列が嫌いでした。 外食に行って列が出来ていると、 次の店を探しにその店を後にしました。 母も普段からせかす人でした。 発達障害と遺伝の話は否定されているけれど、 今でも話題になることがあります。 母もADHDの気配があるなあと感じることがあります。
せかされたり行列を待っているときに険悪な雰囲気にならなくていい、 本当に幸せな時間でした。 本当に幸せな時間でした。
その後、遠距離になってしまい、 別れることになってしまったのですが、 あの一言があったから、 今でも相手に合わさずに落ち着けることが多々あります。 あれがなけれHSP気質から、 相手にあわせて一緒に慌てふためいたんだろうなあと思います。

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